こんにちは、ナイロン弦(クラシック・フラメンコギター)製作家の黒澤哲郎です。一昨年に大盛況だったBoutique Guitar Lounge(BGL)が今年も開催されます。我々製作家って人前で話すのが苦手な人が多いことをご存じでしたか? しかし、このBGLではそんな寡黙な職人達がアーティストの奏でる素敵な音色にフォローされながらも自分をチョコッとさらけ出します。新しい企画ですが、スティール弦とナイロン弦の製作家が互いに質問し合っちゃいます! 普段は仲が悪いと思われがちな製作家達!?そのようなことはありません! 互いにリスペクトし合って生きております。(多分。。。)当日が楽しみで待ち遠しいです。今回、私の楽器は実験に実験を重ねて改良したモデルを展示し試奏してもらいます。表面版は杉、胴・裏板はマダガスカルローズウッド。トップ構造はXブレーシング+ファンブレーシング!皆様にも試奏していただきたいです。 皆様のお越しをお待ちしております^^ 今後このブログは製作家達何人かで投稿していく予定です。。。こうご期待ください!!
ヘッドデザインはイスラーム建築で使われる装飾「ムカルナス」の影響をうけたデザイン。ハイポジションにはエレヴェーテッド・フィンガーボードを採用。
ヒール裏は、スペインギターにリスペクトを込めて裏板の繋ぎ延長。
ロゼッタはクラシックギターの銘器にリスペクトをこめて幅広く
ラベルは女性浮世絵彫り師に彫ってもらった木版から!