Takehisa Furuya
第63回 弦楽器フェア2024
先週末に行われた弦楽器フェアが盛況のうちに閉幕いたしました。ご来場頂いたお客様、ありがとうございました。GUITAR MAKERS JAPANからは君島聡と小林良輔が参加し、多くの来場者とお話しするこ...
2024 弦楽器フェア
2024年11月9(土)-10(日)に開催される第63回弦楽器フェアに下記メンバーが出展いたします。 君島聡 小林良輔 (Ryosuke Kobayashi Gutiars) 是非会場に足をお運びくだ...
Solo Guitar Competion 2024
感想&重枝氏インタビュー さる9月21日、古賀政男音楽博物館けやきホールでSolo Guitar Competitionの本選が行われました。2年目となる今大会はGuitar Makers Japa...
Solo Guitar Competition 2024 行ってきた
2024年9月21日土曜日、天候に恵まれながら『Solo Guitar Competition』が東京にある「古賀政男音楽博物館けやきホール」にて開催されました。 今回で2回目となるこの競技会に私は...
GMJ Luthier’s Talk vol.4 『展示会について』
ギター製作家が集まるとどんな話をするのか、その様子を動画に収めてなるべく撮って出しで皆様に見て頂く企画"Luthier's Talk"。第4回目のテーマは『展示会について』です。 2024/9/21(...
TOKYOハンドクラフトギターフェスティバル2024
TOKYOハンドクラフトギターフェスティバル(通称: THCGFまたはハンクラ)が例年通り5月25、26日に錦糸町のすみだ産業会館で開催されました。今回出展したGMJメンバーや、たまにしかお会いできな...
Sound messe in Osaka 2024
大阪サウンドメッセ2024が無事に終わりました。出展者達の感想を伺いました! KEYSTONE 西恵介氏 今回のサウンドメッセは自分のブースと、隣のマリオ達とのブース両方でブースデモを行ったので終日と...
サウンドメッセ in OSAKA 2024 速報!
今年のサウンドメッセにGuitar Makers Japanより下記の4名が出展いたしました。 杉田健司(SUGITA KENJI Acoustic Guitars) 黒澤哲郎 西恵介(Keyston...
サウンドメッセに出展いたします。
2024年5月11(土)12(日)に開催されるサウンドメッセ in OSAKA に出展いたします。 シリアルNo.100の記念モデルを展示予定です。よろしくお願いいたします。 No.100R
新モデル完成するか?
サウンドメッセ in 大阪 2024 今年のサウンドメッセには新しいモデルを2本、出展予定です。詳細はサウンドメッセにてご覧いただけますので、是非お越しください。将来性を考えた楽器として展開していく予...
第63回 弦楽器フェア2024
先週末に行われた弦楽器フェアが盛況のうちに閉幕いたしました。ご来場頂いたお客様、ありがとうございました。GUITAR MAKERS JAPANからは君島聡と小林良輔が参加し、多くの来場者とお話しするこ...
新モデル完成するか?
サウンドメッセ in 大阪 2024 今年のサウンドメッセには新しいモデルを2本、出展予定です。詳細はサウンドメッセにてご覧いただけますので、是非お越しください。将来性を考えた楽器として展開していく予...
サウンドメッセ in OSAKA 2024
2024年5月11日(土)-12日(日)に開催されるサウンドメッセ in Osaka 2024に下記メンバーが出展いたします。 黒澤哲郎 SUGITA KENJI Acoustic Guitars (...
イーストエンド国際ギターフェスティバル2023に出展いたします
2023年11月23日(木・祝)〜26日(日)豊洲シビックセンターホールにて開催されるEEIGFに櫻井正毅、君島聡、小林良輔が出展いたします。
本記事はGuitar Makers Japan 小林良輔によるものです。
Woodstock Invitaional Luthiers Showcase 参加してきました。
アメリカはニューヨーク州ウッドストックにて毎年行われている展示会Woodstock Invitaional Luthiers Showcaseに参加してきました。
この展示会は10年以上続けられている世界でも有名な展示会で、毎回非常にハイレベルな製作家とミュージシャンが招待制で集められ世界中から愛好家が集まります。規模としては日本の大sかサウンドメッセや東京ハンドクラフトギターフェスティバルには及びませんがギターや音楽に対するリスペクトや愛情が肌で感じられる素晴らしい展示会です。
ここで日本の大型の展示会との差違や日本の製作家と海外の製作家の違いについて感じたことがありますのでつらつらと書いてみようと思います。
その1 「展示会?販売会?ギターショー?」
ウッドストックのショーでまず始めに感じるのは主催者の温かいWelcomeな姿勢ですかね、、、。会場にいる全ての人間の共通の興味はやっぱりどこまで行っても「ギターとそれに絡む音楽」なわけで、
「その気持ちを共有している人間がこれだけ集まって楽しく過ごしている事って素敵だよね!ハッピーだよね!」
という雰囲気が常にあります。それはやっぱり主催者さんの人柄が大きく関わっていると思います。 他の展示会だと出展者はあくまで出展者でお客様を迎える側なのですがこの展示会は出展者すらも主催者からするとゲストであり、ギター音楽文化を支える大事な一部であると言う意識を非常に感じます。僕自身もこの展示会は大好きで行く度に家族として迎えていただき、此方も親戚に久しぶりに会えたような感覚になります。兎に角ピースフルな空気が常に流れていて仕事できていることを忘れてしまいます笑。 ところがこの展示会の凄いところは会場で売り上げるギターの比率が非常に高いと言うことです。
人気の展示会なので当たり前と言えば当たり前ですが、規模や入場者数から考えると凄いと思います。僕もアメリカの展示会で展示品が売れたのはこの展示会が初めてでした。
所謂展示会の「売ったるで〜」感より「こんなの作って見たよ!見てみて!どぉ?」的な感じがして文化としての懐の深さを感じてしまいます。
決してどちらが優れているとかでは無く、差違を感じるなぁというお話しです。
その2 本当に「日本の製作家の方が作りは丁寧」なのか、、、、?
これは僕が製作を始める前から言われていることで「海外の作家の物は音は良いけど作りが粗いんだよねぇ、、」というのはあちこちで良く耳にしました。
結論から言うと「ひとそれぞれ」ですね笑
まぁ、こんな事言えば身も蓋もないんですがそもそも製作家を海外と日本で分けちゃうと主語が大きすぎて比較になりません。あくまで傾向としてそうであると言う意見も判らないでもないけど特にここ10年くらい見ているとそれすらも怪しいなと感じます。勿論ぱっとみて粗いなぁと感じる作家さんは居ますがかなり減ったと感じます。むしろ若手でパッキパキに仕上げてありセットアップも申し分ない作家さんが非常に増えたと思います。
ここで本当に考えなくてはいけないのは「海外の物は音が良いけど作りが粗い」の「音が良い」の部分ですよね。人の仕事のアラを探すのは誰でも出来るしそれを見つけることで優位性を担保するのは「ギター製作家」ではなく「木工作家」の姿勢かなとも思います。まぁ、「粗さ」の度合いによっては道具としてどうなのよ?みたいな物も確かにありますが、、、。
「良い音」、「良いギター」の定義をちゃんと考えなきゃなぁと思いました。
これはあくまでも「文化の違い」に帰結してしまう事な気もしますが、兎に角出来る限り日常的に、自然に、生の良い音楽や良いギターに触れると言うのが非常に大事でその経験の中からしか個人の「良いギター」や「良い音楽」という製作の指標になるような物は産まれてこないような気がしています。日本にそれが無いと言う意味ではありません。
つらつらと書いて見ましたが相変わらず文章苦手で言いたいことが書けているのか、伝わるのか微妙ではありますがなんとなく色々考えて作ってるんだなぁと言うのが伝われば良いかなと思います。
一応最後に、繰り返しになりますが上記の文章はアメリカの方が凄い!と言いたいわけではなく、個人的に「こういう違いを感じましたよ。みんな違って面白いですね。」という事なので誰かを揶揄したり持ち上げたりしているわけではありません。一応書き添えておきます。
Sound Messe in OSAKA 2023
例年、大阪のATCで開催されていたサウンドメッセ、10周年記念を目前に余儀なく延期となり、4年ぶりの開催となりました。
TOKYOハンドクラフトギターフェス2023
2023年5月27日(土)-28日(日)に開催されるTOKYOハンドクラフトギターフェス2023に下記メンバーが出展いたします。
サウンドメッセ in Osaka 2023
2023年5月13日(土)-14日(日)に開催されるサウンドメッセ in Osaka 2023に下記メンバーが出展いたします。
Boutique Guitar Lounge Vol. 2
Boutique Guitar Lounge Vol. 2が4月14日(金)15日(土)に開催されます。前回と同じく、東京スカイツリーの近くにある素敵なアーバンカフェLATTEST MIZUMACHIで行われます。入場無料です。
Water Road Guitars
1997 年より独学でギター製作を開始。 本業の水道工事業の水道を直訳して『Water Road』ブランドを立ち上げる。
Masaki Sakurai
桜井正毅は、河野賢の甥で、上智大学で電気工学を学び、1967年に河野ギター製作所の一員となった。1988年、パリ国際ギター製作コンクールで栄えあるプルミエ・プリを獲得。 ギターの音に及ぼす響板の重要性...
Hisashi Sakata
1985 年 カレーとコーヒーの店『ハーパーズミル』 1995 年『スタジオぶどう畑』設立。2001 年 ギター製作を独学にて開始。2006 年 大手楽器店、2011 年サンフランシスコの『Schoenberg Guitars』にて取り扱い開始。
Ichizō Kobayashi
【小林一三】1956年埼玉県生まれ。22歳からギターを学び始め、茶位幸信氏に師事。20年にわたり製作技術を学び、独立。現在は東京都町田市に工房を構える。
Keystone Stringed Instruments (Keisuke Nishi)
Profile 東京産まれ。日本のESP Guitar Craft Academyとアメリカ、アリゾナにあるRoverto-Venn School of Luthiery 卒業後ボストンの楽器製作、卸...
So Kimishima
君島聡は、祖父河野賢に憧れ河野ギター製作所に入社。桜井正毅の下でギター製作に励む。河野賢の「考えた事は全て試した。」という言葉を拠り所に、自身でも思いつく限りの実験、試作を繰り返し、ギターの音作りを理...
Takehisa Furuya
【古谷武久】2000年にアリゾナ州Roberto-Venn School of Luthiery卒業。その後アーヴィン・ソモジ氏のワークショップを受講しヴォイシングなどのギター製作メソッドを教わる。帰国後、神奈川県厚木市で地域の楽器店やプロアマ分け隔てなくミュージシャンやギター愛好家のためにギター修理と製作を開始する。
Tetsuo Kurosawa
【黒澤哲郎】7歳の頃からピアノ、13歳からはギターを習い始める。高校卒業後、父親の工房のもとでギター製作を学び、1997年本場スペインへ渡り伝統的な製作技法をマリアーノ・テサーノス氏、テオドロ・ペレス氏に師事。
Ryosuke Kobayashi
【小林良輔】1985年生まれ。早稲田大学理工学部を中退後にギター製作を開始。日米の製作学校を卒業したのち、杉田健司氏に師事。その後Sergei de Jonge氏に師事し、クラシックギター、鉄弦ギター、クロスオーバーギターといった幅広いジャンルの製作に加え、フレンチポリッシュやクラドニなどの技法を習得。2014年に独立し、神奈川県相模湖地区に工房を構える。
Solo Guitar Competion 2024
感想&重枝氏インタビュー さる9月21日、古賀政男音楽博物館けやきホールでSolo Guitar Competitionの本選が行われました。2年目となる今大会はGuitar Makers Japa...
新モデル完成するか?
サウンドメッセ in 大阪 2024 今年のサウンドメッセには新しいモデルを2本、出展予定です。詳細はサウンドメッセにてご覧いただけますので、是非お越しください。将来性を考えた楽器として展開していく予...
フレットの中身
この数週間の間、サイトのメンバーにてフレットについてザックリと大まかに紹介してきました。クラシックギター製作に携わっているだけでも、修理などで色々な形状や硬さのフレットに出会う機会があります。 細かい...
GMJ Luthier’s Talk vol.3 『フレットについて』
小林です。 ギター製作家が集まるとどんな話をするのか、その様子を動画に収めてなるべく撮って出しで皆様に見て頂く企画"Luthier's Talk"。第3回目のテーマは『フレットについて』です。 今回の...
フレット考察
新作ギターが出来上がりました。海外のギターショップからオーダー頂いていたものです! 書きたいネタは山ほどありますが、書く時間がなかなか作れず投稿がご無沙汰になってしまっています。 今作のテーマは、フレ...
GMJ Luthier’s Talk 2 後編
古谷です。お待たせしました!前回の続きの後編です。 今回はアコースティックギターのセットアップについて各々語っていただきました。ネックの構造についてなども、ここでしか聞けないマニアックな話をまったりし...
GMJ Luthier’s Talk 2 前編
古谷です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年の暮れにルシアーズトーク第二弾を行いました。今回はアコースティックギターのセットアップについて各々語っていただきました。前半、後半に分かれています。...
新設計 Kimishima SOLモデル
新作&新設計のギターができあがりました。 イーストエンド国際ギターフェスティバルに展示し、ご好評いただき安心しました。GMJメンバーの小林良輔くんや、他の製作家の方々とも久々に色んなお話ができて楽しか...
Tetsuo’s Room ~Página 2 ギター日本到来説~
今回は日本のギターの歴史について触れてみます。個人的に歴史とは文献や絵画、彫刻などといった方向から発見されたり想像されたりするものと思っております。しかし、その出来事が小さければ小さい程、その根拠を見...
スティール弦・クラシックギター
クラシックギターにエレキギターの弦を張ってみたら、すごくきれいな音でてびっくり!という体験をしました。 なぜそんなことをしたか・・ 思いついたから興味本位で という感じなんですが、そもそも、ギターの大...